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コンサート Final Symphony II 感想 ビックブリッヂの死闘も演奏されました!

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概要

FFの歴代の曲をオーケストラアレンジして演奏するFinal Symphony II music from FINAL FANTASY V, VIII, IX and XIIIを見てきました。
先日購入したFinal Symphonyも素晴らしかっただけに、非常に楽しみなコンサートでした。

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当日の感想

入場~開演前

会場は横浜のみなとみらいにあるみなとみらい大ホールというキャパシティが約2000人という、非常に大きい会場です。
以前紹介した、リトルジャックオーケストラのロマサガの演奏も同じ会場でしたので、約1ヶ月弱ぶりの会場です。
リトルジャックオーケストラ 第12回定期演奏会感想 サガシリーズの楽曲が堪能できました
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席は今回は2階の前列といった、非常に眺めの良い席を取ることができました。
音は少し遠く感じるものの、オーケストラ全体が見渡せる良い席でした。

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ライブ概要

ライブは2部構成で、
1部 60分
休憩 20分
2部 70分(アンコール含む)

といった時間配分でした。

1部

第1部は
1. In a Roundabout Way - Fanfare
2. FINAL FANTASY XIII - Utopia in the Sky
3. FINAL FANTASY IX - For the People of Gaia

の3曲が演奏されました。
曲の合間ではMCが登場し、浜渦さんや植松さんといった作曲者を招いて当時の思い出などをインタビューするといった流れで進みました。

In a Roundabout Way - Fanfare

今回の公演に合わせて書かれたオリジナルの楽曲です。
コンサートの開始に相応しい、壮大で迫力のある曲でした。

FINAL FANTASY XIII - Utopia in the Sky

演奏の開始前にゲストの浜渦さんがトークゲスとして出演しました。
FF13全体をまとめて、理解できるような原曲から大きな変更をせずに、活かしたようなテーマで今回のコンサートに合わせて編曲を行ったといった話をしていました。
曲としては、
FINAL FANTASY XIII プレリュード / ヴァニラのテーマ / 歓楽都市ノーチラス / 閃光
以外に演奏された曲などがわかりませんでした。もう少しFF13の音楽を聞き込んでおくべきでした・・・。
また閃光に関しても、演奏されたと思うのですが、一番メロディのおいしい箇所が演奏されておらず、把握できませんでした。

FINAL FANTASY IX - For the People of Gaia

続いて、演奏前のトークゲストとしては植松さんが登場しました。
Final Symphonyのアビーロードでの録音の思い出やFF9でファンタジーへの原点回帰などに関して語っていました。
FF9は中世の世界なのに実際の作業はハワイで行っていたなど面白い話も飛び出しました。

演奏の構成としてはピアノコンチェルトとして、ミッシャ・チュンさんを中心とした演奏が行われました。
ピアノの音色とオーケストラの演奏が非常にマッチしていて、静かで美しい曲から激しい曲まで非常にバラエティー豊かな演奏でした。
曲としては、
ハンターチャンス / ビビのテーマ / 空を愁いて / 銀竜戦
以外にもMelodies of Life, ROSE OF MAYのメロディも一部演奏されていたように感じました。
ROSE OF MAYは少し怪しいですが、たぶんやっていたと思います。

2部

第2部は
4. FINAL FANTASY VIII - Mono no aware
5. FINAL FANTASY V - Library of Ancients

が演奏されました。

FINAL FANTASY VIII - Mono no aware

演奏前のトークゲストとしては再度植松さんが登場しました。
Mono no awareとは、今回の編曲を行った海外の担当者さんがFF8全体に物悲しさを感じたため、つけた話などを語っていました。
曲としては、
The Oath / The Landing / Don’t be Afraid / Waltz for the Moon
の他に
Eyes On Me, Liberi Fatali, A Sacrificeなどが演奏されていたと思います。
The OathはFF8内でどのように使われていたか思い出せなかったのですが、今回非常に印象的で切ない曲として各所で使われていました。
植松さんもThe Oathに関して、当時目立たなかったこの曲にスポットを当ててくれたといったようなことを言っていて、印象的でした。

FINAL FANTASY V - Library of Ancients

演奏前のトークゲストとしては再度植松さんが登場しました。
当時植松さんは33歳であったという話や、FF5では当初100曲くらいを予定していたが最終的に60曲程度になったこと。
ゲームとしては様々なメロディではなく10種類程度のモチーフを色々なアレンジで見せるべきだといったようなことを語っていました。
(これを聞いて思わず、この思想で作曲された浜渦さんのサガフロ2を思い出しました。)

曲としては、
ファイナルファンタジーV メインテーマ / レナのテーマ / 大いなる翼を広げ / 覇王エクスデス
の他に、
ムジカ・マキーナ、封印されし者、バトル1などが演奏されたと思います。
ファイナルファンタジーV メインテーマから始まると思っていましたが、ムジカ・マキーナの重々しい雰囲気で始まるといったサプライズがありました。

アンコール

アンコールは以下の2曲が演奏されました。
6. ビッグブリッヂの死闘/チョコボのテーマ(FINAL FANTASY V)
7. ファイナルファンタジー メインテーマ

ビッグブリッヂの死闘はやはり非常に盛り上がりました!
しなしながらなんと途中でチョコボのテーマが挟み込まれ、最後にはビッグブリッヂの死闘のアレンジでチョコボのテーマのメロディが演奏されるという一筋縄ではないところが流石でした。これには会場も爆笑していました。

そして最後はおなみFFシリーズのメインテーマで綺麗に締められました。
やはりこの曲がフィナーレに相応しいと感じます。

パンフレット

当日販売されていたパンフレットです。
内容としては20ページほどでインタビューや奏者等の紹介が4-5ページ、今回のテーマとなった各作品の紹介といったような構成になっていました。
正直に言ってしまえば、これで2000円は高いなぁ・・・という感想です。
確かに素材などは凝っているのですが、肝心の中身が薄すぎて・・・。インタビュー自体は面白いので色々な人に尋ねたインタビューを載せて欲しいなぁ・・・と思いました。

光田さんのコンサートのパンフレットが100P超えのインタビューたくさんだっただけに、物足りなさが残りました。
ぜひ次はFinal SymphonyのBDのブックレットのような内容の濃いインタビューなどを是非載せて欲しいところです。

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まとめ

ということで、Final Symphony II music from FINAL FANTASY V, VIII, IX and XIIIの感想を書いてみました。
1曲をづつをフィーチャーした通常のゲーム音楽コンサートとは異なる、アレンジに手が凝った非常に素晴らしいライブでした。
是非再び、映像または音源としてこちらも発売していただきたいと思いました。
以下のFinal Symphonyの購入レビューでも書きましたが、各曲がどのような思想でアレンジされたのかも非常に気になるので、再びこれらを紹介したブックレットも期待しています。
Final Symphony music from FINAL FANTASY VI, VII and X 購入 レビュー

最後にロンドン交響楽団の人々の演奏は本当に凄かったです。
オーケストラに関して知識があるわけではありませんが、純粋に演奏の迫力や技術力などが凄いと感じました。
FFの演奏のために海外からやって来たというだけでも凄い話だと思います。

反省点として、様々な曲の少しのフレーズが使われたりするなどするため、原曲を聞き込んでおくことでもっと楽しめるといったことも感じました。
なので次回がある場合は、もっと曲を聞き込んで参加したと思います。

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