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概要
うたわれるもの 偽りの仮面をクリアしましたので全体的なレビュー感想を書きます。今回からはネタバレを含みますので注意してください。
うたわれるものに関する過去記事は以下です。
うたわれるもの 偽りの仮面 レビュー3(中盤?) ネタバレあり感想
うたわれるもの 偽りの仮面 レビュー2(序盤プレイ後) ネタバレなし感想
うたわれるもの 偽りの仮面 レビュー(序盤プレイ後) ネタバレなし感想
うたわれるもの 偽りの仮面 購入 開封レビュー
PS Plusで配信された うたわれるもの が面白い
うたわれるもの クリアしました
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物語
前回の感想にて、怒涛の展開で一気に物語が進み、第一部完といった形でEDが始まったのでこれからどうなるんだ?といった期待感がMAXだったのですが、まさかEDの後のエピローグで本当にゲームが終了してしまいました・・・。アドベンチャーゲームによくあるXXXルート終了で、これから真のルートが始まるものかと思いましたがどうやら本当に終了のようです。
後から知ったのですが、うたわれるものシリーズ自体3部作構想で次作が完結篇として考えられているそうです。
ただ、前作はちゃんと単品で完結しているのに対して今作は完全に次作ありきの展開となっているため、完全に生殺し状態となっています。
物語自体は前回までの感想で書いたとおり、前半の日常的な描写や細かい争いの流れが長すぎて正直だれてしまいますが、後半は一気に展開が進んで最高に面白かったです。前作のトゥスクルの面子の物語での関わり方や、前作で明かされたこの世界の成り立ちなどがうまく活かされた秀逸な展開だっただけに、続きは次回作というのはちょっと残念で仕方ありませんでした。
物語全体の雰囲気としては、前作が小国の内紛から徐々に世界規模での争いや陰謀に巻き込まれつつ世界を平定していき、謎であった主人公ハクオロの正体が明らかになっていくといった点が物語の醍醐味であったのに対して、今作は既に世界がヤマトといった大国に平定された状態で始まり、比較的平穏な世界でキャラクター1人1人を掘り下げていくといった印象を感じました。よってキャラクターの個性などは前作以上に深く描かれて愛着を持つことが出来ました。また、ヤマトの国の成り立ちや帝の謎と主人公ハクの記憶喪失の関係など、前作以上に舞台設定に関しても深く描かれており、旧人類など前作の設定を上手く活かした展開で素晴らしかったです。
平穏なヤマトが崩壊し、内紛や動乱待ったなしの状態で今作は終わってしまったため、次回作が本当に待ち遠しいところです。
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ゲームシステム
前作のSRPGを踏襲し、アクション性を足したものとなっているため正統な進化といった言ったところでしょうか。
また、今回はキャラクター毎に様々な攻撃パターン(近接攻撃や遠距離攻撃、回復など)が用意されているため、前作のようにすぐキャラクタ使いこなすといったことが難しく感じました。難易度に関しては、非常に難しいといったことはありませんでしたが、後半は敵味方とも2回攻撃を受ければ即死といったようなバランスでちょっと大味すぎかなぁ・・・というのが感想です。
また、クリア後に戦闘だけを楽しむといったモードがありますが、前作のような物語の途中でフリー戦闘することが出来ないため、キャラクターを成長させる醍醐味などはちょっと物足りなさを感じました。
まとめ
ということで、2クリア後の感想を書きました。
事前知識等が無いままプレイを始めたため、まさかの寸止めを食らうとは思っていなかったので正直残念な気持ちと次回作の待ち遠しさが半々といったところでしょうか。最低でも1年以上は待たされると思うので、首を長くして待とうかと思います。