Fly.io クラウドサービス

Fly.ioで独自のドメインとCloudFlareを使用する際の設定方法のメモ

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概要

Fly.ioへ自身で取得したドメイン(お名前.comで取得)を使用しつつ、ClouldFlareも使用する方法のメモです。

背景として、Heroku上で構築していたRailsのアプリをFly.ioへ移行させる際に実施した内容の忘備録的なものです。

なので、ClouldFlareなどの一から細かいセットアップなどは省略します。

 

前提

Fly.ioへアプリのデプロイは完了済み。(flyctlのインストールとサインイン済み)

ClouldFlareのサインアップや基本的なセットアップは完了済み。

ドメインはお名前.comから取得済み。

 

参考

下記の内容を参考にしています。より細かい内容や設定は下記を参照してください。

https://fly.io/blog/how-to-custom-domains-with-fly/

https://fly.io/docs/app-guides/custom-domains-with-fly/

 

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手順

事前準備

お名前.comなどのドメイン側の設定で、ネームサーバの設定においてClouldFlare側のネームサーバを設定してください。

 

CloudFlareのネームサーバーを確認

 

この値をお名前.comなどのドメイン側の設定でネームサーバーとして設定する。

 

IPアドレスの取得(省略化)

後程の設定でIPアドレスを使用せずに、アプリのデプロイ時に割り当てられるドメインを使用する場合にはこの手順は不要です。
(app名.fly.dev)

下記のコマンドを実行して、アプリのIPアドレスを取得します。

下記のような表示がされるのでv4のXXX.XXX.XXX.XXXの部分をメモします。

 

証明書の作成

下記のコマンドを実行して、証明書を発行します。

エラー等が出ずに下記のような文言が表示されれば大丈夫かと思います。

 

CloudFlareのDNS設定

CloudFlareの設定画面からDNSの設定を行います。

ここで設定する値は2種類あるのでお好きな方を使用してください。

 

IPアドレスの場合

先ほど取得したIPアドレスを下記の設定で追加してください。

タイプ:A

名前:ドメイン名

IPv4 アドレス:取得したIPアドレス

プロキシ:OFF

TTL;自動(お好みで)

 

Fly.ioのドメインを使用

IPを使用しない場合には下記を設定すればOKです。

 

タイプ:CNAME

名前:ドメイン名

ターゲット:Fly.ioのアプリのドメイン (例:surugabu.fly.dev)

プロキシ:OFF

TTL;自動(お好みで)

 

以上で設定は終わりです、数分くらいで私の環境では無事繋がるようになりました。

 

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まとめ

Fly.ioで自身で取得したドメインを設定しつつ、 CloudFlareを使用する方法を紹介しました。

Herokuの無料プランが終わってしまいましたが、なんとか無事Fly.ioへ移行ができました。

 

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